壮絶な夜。。。断乳初日

7月18日。
今日、断乳します。
朝から病院通いのため、例の儀式は省いて、午前9時の授乳を最後にあさひにバイバイねと説得。ワタシと目を合わせようとしなかったが、まぁどちらにしてもこれで本当に最後。(ワタシの中では。)ワタシの中だけで、改めて決意と今までのこの1週間、1年を振り返り思いにふける。
そして、おでかけ。
夕方、いつも家に帰ってからぐずりはじめるので、作戦として、夕方少しの間ワタシは家を出た。どうせこれからひどく疲れる夜が来るのをわかっていながら、しばしの休息と近くのマッサージへ。もちろん肩も首も背中もすべてが悲鳴をあげてる状態だと言われた。
家に帰ると、あさひが両手を広げて玄関までワタシを迎えてくれた。そして両足をつかんで見上げる。。。”おっぱい、、、”と言いたそうに。ワタシは分かってたけど、トイレに駆け込む。出ると、また両手ひろげてやってきて足にからまり、、、見上げる。う、、弱い、この感じ。でも、またまたワタシは分からないふりをして、さぁお風呂お風呂、、、とおふろのしたく。あさひは当然ぐずりはじめ、もちろん風呂のなかでは大泣き。そこからはなだれこむように、、、あさひを着替えさせ、お茶をのませて、それでものたうちまわるあさひをスリングへ。。。
スリングにいれてもじっとおさわるはずなく、大暴れ。全身をあげて泣きわめき、ワタシも外へでる。この時だいたい夜7時半くらいだったかな。外へでても、泣きはさらにヒートアップ。かなり遠くまで歩いても家の中まで聞こえたらしい。あさひはもがき、何度もスリングからずり落ちそうになり、ひきつけを起こしそうなくらい声を枯らして泣き叫ぶ。ワタシはのけぞるあさひをしっかりと抱きしめ、ごめんごめんね、、、と泣きたくなった。途中で、近所のねこのおばあちゃんに会った。つい先日も寝かしのさんぽに歩いてた時に、ねこを夜散歩にでていたおばあちゃん。あさひはねこをみて”ワンワン”と指差す。3歳の女の子の孫がいるらしく、ちょっと立ち話した、、、そのおばあちゃんとまた遭遇。”あらあら、また眠れないの?”と話しかけられ、”、、、。
今日から断乳なんです。”とワタシ。”あら〜。それはかわいそうよ。まだ一歳でしょう、、、うちの孫は3歳まで飲んでてやめるのもそれは大変だった”って。ワタシの迷いと張りつめた気持ちのゆるみで、一気に涙がこぼれた。。。心の中ではごめんごめんと言ってた。おばあちゃんも察して、どちらかが負けるまでがんばらなくちゃねと言って、、、ワタシはまた歩き出した。人通りまででると、今までの暗い住宅街とちがい、祭り準備の提灯や帰宅の人ごみであさひは気をとられ、急に静かになって、夜の街のあかりを見ながら、ぼーっとしつつ、そして、だんだん長いまつげがゆっくりと落ちていった。。。明かりを消して、オルゴールのCDをかけた部屋にもどり、ゆっくりとベッドにおろす。やった!なんとか第一ラウンド終了。このとき9時半を回ってた。2時間近くあさひは体全部で最後の抵抗をし、疲れきった。すやすや寝顔にホッとしたが、何度これを繰り返すのだろうと不安にもなった。

夜中の12時頃、最初の禁断症状、、。いつも決まって、この時間に起きてたように今日もやはり寝返りとともに起きた。もちろん目をつぶって泣きじゃくる。抱っこしても、なにしてもだめで、また夜の散歩に出かけた。近くの車通りの多い道へでて、車のライトをみながら、泣いては休んで、お茶飲んで、また泣いての繰り返しで、約1時間で、今度は寝てくれた。あさひもお疲れなのだ。ただ泣く時のパワーは全開だった。

再び、ワタシも眠りに速攻落ちる。実家に帰って来てるため、もちろん母も妹も毎回起こされ、寝れない。あさひののたうちまわり、ワタシの体に這い上がり、泣きながら、マンマ、マンマ〜とお乳を探す必死な姿とそれと柔道寝技のように戦うワタシの姿をただただ見守ることしか出来ず、母も妹もワタシも、泣いた。きっとみんな心の中は同じ思い、、、”もうやめよう”そういいたそうだった。ワタシも気持ちは半分半分。
今まで、母乳は飲ませたいだけ、飲ませないとか、抱きたいだけ抱っこするとか、そういう教えできたのに、ここにきて、この過酷な状況はなんなの?ワタシはあさひになにをしてるの?と自問自答。こんなにお乳を探し求めて泣いているのに、、、最後の最後にこんな終わり方は、、、?って。そう思う反面、、、分かってての断乳、せっかく決めたのだから揺らいではいけない。母親として、断固たる覚悟を貫かなくては行けない、、、、ワタシにとっても試練だった。

そうして、また3時半。再びいつもどおり起きる。もちろん大泣き。ワタシもヘロヘロで、本当にどうしていいか分からなかった。こんな方法でしかないのかと。おなかが空いてるのではと、パンをあげたらすごい勢いで食べた。ジュースも飲んだ。いっぱい泣いたし、やっぱりおなかが空いてたんだ。もちろん泣き止み、目もさめ、少し遊ぶ。みんな疲れきってた。仕方ないので、抱っこしながらdvdを見せたらウトウトしはじめ、二人でコロンと横になり、見ながら、、、、そしてついに寝た。この時朝の5時くらいだったような。。。。

そしてまた深い眠りへ。
こうして、ワタシとあさひの断乳1日目は終わった。
想像絶する夜だった。
母乳を最初に飲んでくれた日にはこんな壮絶な戦いの夜がくることなんて想像もつかなかったし、断乳する前日も予想できなかった。まさに”あなたの知らない世界”だった。
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