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天国からの手紙

毎回見て驚かされ、ボロボロ泣かされる番組。一生に一度いつか会えるものなら会ってみたい人…江原啓之。
天国から手紙が来たらどんなにいいだろうと思う。その事で救われることはたくさんある。あの時大事な人は何を言いたかったのか…それが聞けたら。今の自分に言いたい事はないか…それが聞けたら。自分に迷いがある時…それに答えてくれたら。それが全てかなわないのが人間なんだけど。わからないから迷ったり探ったりあの人の想いをついで、あの人の分まで生きようと思う。そしてそれを繰り返す。

あさひが産まれて親子…家族になった今となっては一層当たり前のこの日々を大切にしなければいけないと思い知らされる。人はみんな最期の時を知らない。ずーっと先の大往生かもしれないし、ある日突然なのかもしれない。父の死はあまりにも突然だった。まだみんな幼かったし途方にくれて夢にでもでてきてほしいとさえ思った。結局夢に現れる事はなかったけど。ワタシの妊娠がわかると同時におばあちゃんの夢に父がでて誰かの出産立会いシーンだったと聞いて、父がおばあちゃんにワタシの妊娠を知らせに来たのだと思った。あさひはどことなく父に似てる。夢の事もあって、15年かけてあさひに生まれ変わったのではないかとりょうちゃんは言う。だとしたら今度こそ長生きしてほしいと思う。江原さんは人生は長い短いではなくどれだけ“込める”かだと言ってた。息子に先立たれたおばあちゃんは悲しい。夫に先立たれた母も悲しい。早くに父を失った子も悲しい。いつか誰もが逝くのは判ってても別れは悲しい事だ。あさひに悲しい思いはさせたくない。人の寿命は決まっていてそれが課せられた運命なのだけど…。結局悔いのないような毎日を生きるしかない。
あさひと親子三人…いつまでも当たり前のこのセイカツが長く続くよう、悔いのない毎日を送るよう…みんなで笑って過ごそう。その時がいつだってきっと振り返れば悔いは残る。あんな事言わなきゃ良かったとか、我慢しないであれ食べときゃ良かったとか…ね。
by macaron5 | 2006-08-09 00:34 | 2ヶ月